【現場監督が読んだ感想】嫌われる勇気から学んだ3つの考え方

現場監督の仕事をしていると、人間関係で悩むことが少なくありません。

職人さんとの関係。

上司との関係。

発注者との関係。

部下との関係。

現場は多くの人が関わる仕事だからこそ、人との付き合い方が重要になります。

私自身も、

「もっと上手く伝えられないかな」

「嫌われたくないな」

「みんなに良く思われたいな」

と思うことがありました。

そんな時に読んだのが『嫌われる勇気』です。

タイトルだけ見ると少し過激に感じますが、実際は「自分らしく生きるための考え方」を教えてくれる本でした。

今回は現場監督の視点で、この本を読んで感じたことを紹介します。

目次

嫌われる勇気とはどんな本?

『嫌われる勇気』はアドラー心理学をわかりやすく解説した本です。

哲人と青年の対話形式で話が進むため、心理学の知識がなくても読みやすい内容になっています。

この本のテーマを一言で表すなら、

「他人の評価ではなく、自分の人生を生きる」

ということです。

現場監督の仕事は常に誰かと関わります。

だからこそ、この考え方は非常に参考になりました。

課題の分離という考え方

本書で最も有名なのが「課題の分離」です。

簡単に言うと、

「それは誰の課題なのかを考える」

ということです。

例えば現場監督の場合、

職人さんに作業手順を説明したとします。

しっかり説明した。

危険ポイントも伝えた。

必要な準備も整えた。

ここまでは自分の課題です。

しかし、その後に相手がどう行動するかは相手の課題です。

以前の私は、

「なぜやってくれないんだろう」

「なんで伝わらないんだろう」

と悩むことがありました。

しかし課題の分離を知ってからは、

自分がやるべきことをやったかどうかに集中するようになりました。

もちろん責任放棄ではありません。

しかし必要以上に背負い込まなくなったことで、精神的にかなり楽になりました。

嫌われることを恐れなくなった

現場監督は時に厳しい判断をしなければなりません。

危険作業を止める。

無理な工程を断る。

品質上問題があればやり直しを指示する。

こうした判断をすると、相手に嫌な顔をされることもあります。

若い頃は、

「嫌われたくない」

という気持ちが強くありました。

しかし本書では、

「すべての人に好かれることは不可能」

と教えています。

考えてみれば当然です。

100人いれば100人の考え方があります。

全員に好かれようとすると、自分の意見を言えなくなります。

現場監督として必要なのは人気者になることではなく、現場を安全に完成させることです。

そう考えると、嫌われることを過度に恐れる必要はないと感じました。

承認欲求との向き合い方

この本では承認欲求についても触れられています。

人は誰でも、

褒められたい。

認められたい。

評価されたい。

と思います。

私も同じです。

現場が無事終われば評価されたいですし、仕事を頑張ったら認めてもらいたいと思います。

しかし本書では、

「他人の期待を満たすために生きてはいけない」

と言っています。

これは非常に印象に残りました。

結果よりも行動に目を向ける考え方は、仕事にも通じると感じました。

過去よりも今を大切にする

本書では、

「人は過去によって決まらない」

という考え方も紹介されています。

失敗した経験。

苦手なこと。

過去の挫折。

そうしたものがあっても、未来は自分で選べるという考え方です。

現場監督の仕事でも、

若い頃の失敗はたくさんあります。

工程を遅らせてしまったこと。

職人さんとの関係で悩んだこと。

段取り不足で迷惑をかけたこと。

しかし、それらの経験を言い訳にしていても成長はできません。

今からどうするか。

これから何を学ぶか。

その方が重要だと感じました。

現場監督にこそ読んでほしい理由

現場監督は責任が重い仕事です。

常に気を張っています。

多くの人と関わります。

だからこそ、

・人間関係で悩む
・ストレスを抱える
・周囲の評価を気にする

という人も多いと思います。

嫌われる勇気は、そうした悩みに対して新しい視点を与えてくれる本です。

すぐに仕事が楽になるわけではありません。

しかし考え方が変わることで、気持ちはかなり軽くなると思います。

読んで感じたこと

私がこの本を読んで感じたのは、

「自分がコントロールできることに集中しよう」

ということです。

他人を変えることはできません。

天候も変えられません。

会社の方針も変えられないことがあります。

しかし、

自分の行動。

自分の考え方。

自分の努力。

これは変えられます。

そのことに気付かせてくれたのが『嫌われる勇気』でした。

まとめ

『嫌われる勇気』は、人間関係や生き方について深く考えさせられる一冊でした。

特に現場監督として印象に残ったのは、

・課題の分離
・承認欲求との向き合い方
・嫌われることを恐れない考え方

の3つです。

現場監督は多くの人と関わる仕事だからこそ、人間関係に悩むこともあります。

そんな時にこの本を読むと、新しい視点が得られるかもしれません。

私自身、仕事だけでなく人生全体の考え方を見直すきっかけになった一冊でした。

人間関係で悩んでいる現場監督の方には、ぜひ一度読んでみてほしい本です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次