はじめに
「現場監督ってブラックですよね?」
建設業界で働いていると、よく聞かれる質問です。
確かに現場監督は、
- 残業が多い
- 土曜日も仕事
- 電話が多い
- 責任が重い
といったイメージがあります。
私自身も現場監督として11年間働いてきました。
新人時代は「この仕事は本当に続けられるのだろうか」と悩んだこともあります。
しかし、11年続けてきた今だから言えることがあります。
今回は現場監督が本当にブラックなのか、実際の経験をもとにお話しします。
ブラックと言われる理由① 残業が多い
現場監督がブラックと言われる最大の理由は残業です。
現場監督の仕事は現場を見るだけではありません。
現場が終わった後には、
- 写真整理
- 安全書類作成
- 工程表確認
- 打合せ資料作成
など多くのデスクワークがあります。
特に竣工前は忙しくなります。
私も新人時代は帰宅が遅くなることがありました。
ブラックと言われる理由② 土曜日出勤がある
建設業界では土曜日も稼働する現場があります。
週休二日制が進んでいるとはいえ、まだ完全には普及していません。
休日が少ないことからブラックと言われることがあります。
ブラックと言われる理由③ 電話が鳴り止まない
現場監督の携帯電話は常に鳴っています。
- 職人さん
- 協力会社
- 商社
- メーカー
様々な連絡が入ります。
忙しい日は電話対応だけでかなりの時間を使います。
ブラックと言われる理由④ 責任が重い
現場監督は現場全体を管理します。
工程が遅れても、
品質不良が発生しても、
事故が起きても、
中心となって対応します。
責任の大きさから精神的な負担を感じる人もいます。
ブラックと言われる理由⑤ 人間関係が大変
現場監督は調整役です。
上司
職人さん
施主
設計担当
多くの人と関わります。
それぞれの意見をまとめるのも仕事です。
私が新人時代に感じたブラックな瞬間
正直に言うと、
新人時代はブラックだと思ったこともありました。
覚えることが多く、
失敗すると怒られ、
毎日が必死でした。
しかし今振り返ると、
仕事そのものよりも経験不足が辛かった部分も大きかったと思います。
昔と比べて業界は変わっている
私が入社した頃と比べると、
建設業界はかなり変わっています。
働き方改革
残業時間の管理
有給取得推進
休日確保
が進んでいます。
DX化
最近は
- iPad
- クラウド管理
- 写真管理アプリ
などが普及しています。
昔より効率的に仕事ができるようになりました。
ブラックな会社とホワイトな会社の違い
実は一番大事なのはここです。
現場監督がブラックかどうかは、
職種ではなく会社による部分が大きいです。
ブラックな会社
- 人手不足
- 教育不足
- 長時間労働が当たり前
ホワイトな会社
- 若手育成に力を入れている
- 休日管理がしっかりしている
- DX化が進んでいる
それでも現場監督を続ける理由
私は11年間続けています。
理由は単純です。
やりがいがあるからです。
建物が完成した時の達成感
更地だった場所に建物が完成する。
引渡しの日を迎える。
この達成感は何度経験しても特別です。
スキルが身につく
現場監督を続けると、
- 段取り力
- 調整力
- コミュニケーション能力
- マネジメント能力
が身につきます。
これは他業界でも評価されるスキルです。
給料も比較的高い
責任が大きい分、
給与水準は比較的高めです。
資格取得によってさらに収入アップも期待できます。
現場監督に向いている人
- 人と話すのが苦ではない
- モノづくりが好き
- 責任感がある
- 段取りを考えるのが好き
こんな人は向いていると思います。
現場監督に向いていない人
- 指示待ちタイプ
- 人との関わりが苦手
- 変化を嫌う人
は苦労するかもしれません。
結論:現場監督は本当にブラックなのか?
結論として、
現場監督は確かに大変な仕事です。
しかし、
「ブラックだからやめた方がいい」
と一括りにはできません。
会社によって働き方は大きく違いますし、業界全体も改善が進んでいます。
11年間働いてきた私の答えは、
「楽な仕事ではない。でもやりがいのある仕事」
です。
もし現場監督を目指しているなら、ネットの評判だけではなく、実際の仕事内容や会社の環境もしっかり調べて判断することをおすすめします。






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